学校が求める書類:母国でなければ手に入らないものがある
自分が就学する場合でも、子どもの入学手続きをする場合でも、学校が求める書類の中には、たいてい入手元が母国にあるものがいくつかあります。この種類は処理に最も時間がかかり、しかも離れたあとでは最も補いにくいものです。
まず2つに分ける:ここで手に入るもの、母国にしかないもの
学校の書類リストを受け取ったら、最初にすることは、各項目に入手元を書き込むことです。こちらの機関が出せるものが1つの種類、母国の学校や機関にしかないものがもう1つの種類です。
2つ目の種類を優先して進めます。時間がかかり、本人が出向くか誰かに委任して手続きする必要が生じることがあり、しかも離れたあとは連絡のコストがずっと高くなるからです。
出発前に多めにもらっておく
母国の書類は、出発前に一度に数部多めに申請しておきます。1部増やすコストは通常とても低いのに対し、あとから戻って補うコストは高くつきます。
同時に、はっきり尋ねておきます。この書類に有効期限はありますか。どのような形式の認証が必要ですか。学校側に別の要件があることもあるので、両方に尋ねてから、何部申請するか、どの種類にするかを決めます。
翻訳は別の問題
英語以外の書類はほとんどの場合翻訳が必要で、翻訳の仕様要件は受け取る側の機関が決めます。誰が翻訳できるのか、宣誓文などの声明が必要か、原本と一緒に提出するのか、です。
当サイトには、英語以外の書類はいつ翻訳が必要で、どの程度まで翻訳するのかについての別の記事があります。要点は、先に受け取る側の機関に尋ねてから翻訳することです。翻訳してしまってから仕様が合わないと気づくことのないようにします。
1人ずつ分けてファイルを作る
家族で一緒の場合は、1人ずつ書類を分けて置き、それぞれにリストを1つ作ります。子どもの書類は大人のものと入手元が違い、期限も違います。
当サイトには、家族で一緒に書類を手続きするときの分担の仕方、そして1人に1つずつ記録を作ることについての別の記事があります。
書類が足りないときどうするかをはっきり尋ねる
ある1通がまだ申請中なら、まず学校に尋ねます。先に何で代用できますか。あとから提出する期限はありますか。自分で推測するより、このほうがずっと役に立ちます。
すべきことは、この質問を実際に口に出し、答えを書き留めることです。
この記事の範囲
この記事で説明しているのは、整理の順序と尋ねるべき質問です。どの学校や学区が求める書類のリストも挙げておらず、入学、学歴の認定、翻訳の認証に関する規定も一切述べておらず、どの書類が受け付けられるかを判断するものでもなく、教育、法律、移民に関する助言にも当たりません。実際に求められるものは、その学校または学区の正式な説明が基準です。
ポイント
まずリストに入手元を書き込み、母国にしかないものを優先して進め、数部多めに申請します。翻訳の仕様は先に受け取る側の機関に尋ねること。1人ずつ分けてファイルを作り、書類が足りないときはどうすればよいかを学校に直接尋ねましょう。